EMS(楽トレ)のメリットと効果を解説
- 産後の広がった骨盤を元に戻したい
- 長年の腰痛を根本的にどうにかしたい
- 猫背、姿勢が悪い自分をどうにかしたい
- 痩せやすい身体を目指したい
- 筋力が弱ってきたので無理なくトレーニングしたい
EMSとは?
EMSとは、Electrical(電気的)Muscle(筋肉)Stimulation(刺激)の頭文字をとった言葉です。
皮膚につけたパッドから、直接筋肉に電気刺激を与えて筋肉を動かし、部分的なトレーニングができる機器です。
トレーニングする部位や強度の調節ができるため、スポーツにおける体幹トレーニングや高齢者の健康維持など、男女・年齢問わず幅広い方にお勧めできます。
EMSのメリット
1.トレーニングしづらいインナーマッスルに届く高周波
筋肉は3層構造になっています。表層はアウターマッスルと言われ、ご自身での筋トレで鍛え上げれらる筋肉です。
しかし、2層目、3層目といった筋肉はインナーマッスルと呼ばれ、ご自身の筋トレでは鍛えづらい筋肉です。
当院で扱うEMSは、最大16,000Hzの高周波に対応しており、筋トレでは鍛えづらい奥深いインナーマッスルまで鍛えることができます。
2.部分的なトレーニングができる
EMSは、1枚1枚パッドが分離していますので、鍛えたい部位に貼って電気を送ることで、腹筋や大腿筋など、筋肉をトレーニングしたい箇所だけをピンポイントでトレーニングすることができます。
身体の構造を理解しているスタッフが、一人ひとりの体型や症状に合わせてパッドの位置や強度を調節しますので、安全かつ的確にピンポイントに鍛えることができます。
3.20分横になっているだけの簡単楽々トレーニング
鍛えたいところにパッドを貼って20分寝ているだけで、狙った箇所の筋肉を動かし、トレーニングできます。EMS20分間で約6000回の腹筋と同じ効果があると言われています。運動したいけどなかなか出来ない、、、といった方にもおすすめです!
4.疲労や怪我の心配なし
直接筋肉に電気刺激を与えてトレーニングするため、EMSを受けている最中は身体を動かす必要はありません。そのため、腰や膝などに痛みがある方でも無理なく鍛えることができ、トレーニングにおける怪我のリスクもグッと減らすことができます。
※刺激する部分は筋肉が運動するため、汗をかいたり軽い疲労を感じることもあります。また、トレーニング初期は筋肉痛になることもあります。
このような方におすすめ
1.加齢による筋力低下の対策をしたい方
加齢に伴い、背中が曲がり前傾姿勢になりやすくなります。
それは、お腹の腸腰筋という筋肉と腹横筋という筋肉が弱っていってしまうため、骨盤から崩れる前傾姿勢になってしまっています。
その姿勢が当たり前になってしまっているので、腰への負担が積み重なり、痛みが出やすくなってしまいます。
対策としては、整体などの施術と同時進行で、姿勢を保持するための筋肉(インナーマッスル)を鍛えることができるEMSトレーニングをすることがおすすめです!
2.スポーツをしている方
走る・蹴る・飛ぶ・踏ん張る動作は、大体が骨盤を初動に動いています。
例えば、ムチを打つのに持っている部分を動かすだけで先端の威力は上がります。脚も同様で、骨盤の動きを良くする事で脚のパワーが強くなり、スポーツのパフォーマンスが上がります。
そのためには、骨盤を支える筋肉を鍛えることが大切です。骨盤を支える筋肉はインナーマッスルです。
ですが、通常の筋トレは主にアウターマッスルが鍛えられるため、インナーマッスルは鍛えづらいと言われています。EMSは、そのインナーマッスルを鍛えることができるため、継続して行えば、パフォーマンス向上が期待できます。
3.むくみ、冷え性でお悩みの方
筋肉は、外側にあるアウターマッスルという100個の筋肉と、内側にあるインナーマッスルという500個の筋肉で構成されています。
通常の運動や筋トレでは、インナーマッスルを鍛えることが難しいですが、EMSならインナーマッスルに直接電気刺激を与えることで鍛えることができます。
500個のインナーマッスルが今まで以上に使えるようになることで、酸素の巡りが良くなり血液の循環が良くなるので基礎代謝が上がり、むくみや冷え性を改善していくことができます。
おすすめの最強コンビ3選
EMSは、他の施術などと組み合わせることで次のような効果が期待できます。
① EMS × 骨盤矯正 = 姿勢美人
骨盤矯正で、骨盤を寝ている状態から立っている状態に戻し、仙腸(せんちょう)関節も正しい位置に戻していきます。(仙腸関節とは、背骨の下部にある仙骨(せんこつ)と骨盤の左右にある腸骨(ちょうこつ)の間にある関節です。)
そして、EMSでインナーマッスル(腸腰筋、腹横筋)を鍛えることによって、骨盤矯正で正しい状態に戻した骨盤をキープしやすくなります。
骨盤は土台の部分となるため、骨盤が正しい状態に戻る事でその上に着く脊柱も正しい状態になります。
骨盤矯正とEMSの組み合わせで、骨盤から姿勢改善でき、その姿勢を維持しやすくなります。
▶筋力UPと相性抜群の当院の骨盤矯正(ゆがみ矯正)についてはこちら
② EMS × 筋肉ほぐし = 肩腰改善
臀筋(お尻の筋肉)の筋膜リリースなどで、腰痛の原因となる腰方形筋という筋肉の凝り固まりが緩みます。
骨盤が下がっていると腰方形筋が常に引っ張られている状態になるため、筋肉が緊張している状態になります。そのため、骨盤を正す事によって、筋肉にゆとりを持たせることになり、痛みが軽減します。
以上の手技によって骨盤が正しい位置になり、EMSで筋肉の補強をすることによって痛みが出にくい身体になります。
肩に関しては、肩関節の周りの筋肉である棘上筋、広背筋、大胸筋を緩める事によって肩の可動域が増します。そして、肩甲骨剥がしによって、肩甲骨による独立した運動が可能になります。そこで、関節の圧を加える事によって滑液が関節内に充満し痛みを軽減してくれます。その状態で肩の回旋筋腱板にEMSをすることによって肩関節の補強になり痛みを軽減してくれます。
▶肩こりや腰痛でお困りの方必見!筋肉をほぐす当院の整体についてはこちら
③ EMS × AKA = 痩せ体質
骨盤は内臓を支えてくれる役割があります。代表的な臓器は大腸小腸です。
臓器の器となる骨盤がズレていることによって、臓器に支障をきたします。大腸小腸に支障をきたすと、消化不良や吸収不良になります。そのため、くまのみ式骨盤矯正とAKA(関節的なズレを正しい状態に戻す手技)をやる事によって消化、吸収が良くなります。
そこでEMSを重ねてやる事によって、インナーマッスルが鍛えられます。体の筋肉600個のうち500個がインナーマッスルのため、500個の筋肉をうまく使える様になると必然と代謝も上がっていきます。消化吸収を良くし、代謝も良くする事によって痩せ体質になります。
Q&A
Q.EMSでのトレーニング中は電気のピリピリとした痛みはありますか?
A.直接筋肉に電気を送るため刺激は感じますが、皮膚のピリピリとした痛みはありません。また、電気の強さは調節できますので無理のない範囲で行えます。
Q.電気で筋肉が運動(収縮)する時、筋肉に痛みはありますか?
A.痛みはありませんが、筋肉を摘まれている感覚はあります。ただし、強度を上げすぎると痛みが出る場合があります。強度はご自身で調整できますのでご安心ください。
Q.施術中は全身に汗をかくことがありますか?
A.インナーマッスルを鍛えることにより、体温が上昇し、基礎代謝が向上するため汗をかく方もいます。
Q.筋肉痛になりますか?
A.トレーニング初期は筋肉痛になることもあります。
Q.どのくらいのペースで受けると良いですか?
A.週1~2回のペースがおすすめです。
Q.EMSの効果を上げる方法はありますか?
A.EMSトレーニング中に姿勢を変えたり動きを加えることで、さらなる効果が期待できます。
トレーニング初期は、寝た状態で行いますが、寝る姿勢が慣れたら次は座って行い、座る姿勢が慣れたら次は立って行います。立ちの姿勢が慣れたら、膝を骨盤の高さまで上げる腿上げの体制で1分交代でキープして行います。

(左から)
【岡村 宏治】 最高技術責任者
(関東学院大学 法学部卒業 東京メディカルスポーツ専門学校卒業 柔道整復師 保有)
【小村 将真】大宮駅前院院長 兼 マネージャー
(今村学園ライセンスアカデミー専門学校卒業 柔道整復師 保有)
【野本 瑛之】 上尾院院長 兼 マネージャー
(大宮医療専門学院卒業 柔道整復師 保有)
【日野 碧人】川越駅前院院長 兼 マネージャー
(大宮医療専門学院卒業 柔道整復師 保有)